私には、敬愛する写真家がいます。
三世代にわたって、家族の時間を撮り繋いでくれた祖母です。
なんでもない日にカメラを持っては「自然のがが一番いいぞ」はいチーズの代わりにそんな風に笑いながらいつもの顔と仕草そのままに。
写真を見ると「あなたはあなたのままでいい」とまるごと抱きしめてくれるような、祖母のあたたかい眼差しが心を包みます。
時を超えて語られる物語があったり、優しい想いに触れるきっかけになったり。見返すたびに温度を帯びて写真は大切な宝物に育ってゆく。写真の中に写るあの日の私たちが時を超えて今、こんなにも心をあたためてくれる存在になるんだと驚かされるばかりです。
我が家にはそんな風に祖母の写真が運んできてくれる想いが今も家族の中に息づいています。
私はあの頃の祖母のように、
目に写る時間をまるごと愛せる人でありたい。そんな想いを胸に。
今日も家族の時間に溢れるあたたかさをそっと掬い取るように。
想いを届け、育む写真をみなさまへ。
未来のあなたへ届けたい“今”は、
どんな時間ですか?